“いい人”でいるほど、無料対応が増えていく理由

こんにちは
50代からのおひとり起業の
働き方を整える専門家のゆっこです。

最初はほんの少しの「気づかい」のつもりでも、
それが積み重なると
働き方そのものを変えてしまうことがあります。


大切なのは、頑張ることよりも
「どこまで応えるか」を
自分で決めているかどうかです。


今回は、お客様との関係を大切にしながら、
自分の負担を見直すための視点についてお伝えします。

その「お客様のために」、本当ですか?

これ、私も何度も見てきたのですが、
「お客様のために」と言いながら、
かなり無理をしている人は多いです。

たとえば、

本当はその金額では受けたくないのに安くする。
契約に入っていないことまで、つい対応する。
今日は休みたいのに返信する。
予定外の相談にも、なんとなく乗ってしまう。

そして自分ではこう思っているんです。
「お客様のためだから」と。

でも正直に言うと、
それは本当にお客様のためなのか、
と感じることがあります。

もしかすると、

断ったあとの空気が怖いだけかもしれません。
嫌われたくない。
がっかりされたくない。
次の依頼がなくなったら困る。
冷たい人だと思われたくない。

そういう気持ちが、
「お客様のため」という言葉で
見えにくくなっていることもあります。

これは過去の私の話です

私が何度も見てきたというのは、
この話は過去の私のことでもあります。

実際に、自分でしでかしてきた経験。

そしてこれは、
起業したばかりの人だけの話ではありません。
起業歴がある人でも、
この線引きができない人は一定数います。

むしろ、
ずっとお客様に寄り添ってきた人ほど、
寄り添いすぎることが
当たり前になっている場合もあります。

私が見た印象では、
口コミで集客している人に
傾向が多いかな。


関係性を大切にしてきた分、
どこまで応えるかの境界線が
曖昧になりやすいようです。

「今回だけ」は、だいたい増えます

最初は、少しだけのつもりです。

今回だけ。
この人は困っているから。
ここまでやったら喜んでくれるから。
これくらいなら大丈夫だから。

でも、その「今回だけ」が増えていくと、
いつの間にかそれが標準になるんですよね。

相手にとっても、
「この人はここまでやってくれる人」という認識になります。


そして、自分だけがどんどん苦しくなっていきます。

真面目な人ほど抱えすぎる

ここで苦しくなる人は、
もともと適当に仕事をしている人ではないと思います。

ちゃんと応えたい人。
ちゃんと喜んでほしい人。
ちゃんと信頼されたい人。

だからこそ、
抱えすぎてしまいます。

でも、その状態で仕事を続けていると、
どこかで無理が出てきます。

返信がしんどくなる。
提案する気力が落ちる。
ちょっとした一言に疲れる。
「またこれも自分がやるのか」と感じてしまう。

そうなってからでは、
立て直すのに時間がかなりかかる。

まずはアウトプットしてみる

このブログを開いているのも、
ひとつのきっかけだと思います。

少しだけ、アウトプットしてみませんか。

「お客様のため」と言いながら、
自分が無理していることは何か。

1つでも2つでも大丈夫です。

たとえば、

人によって安くしちゃっていること。
無料で対応していること。
休みの日に返信していること。
範囲外の相談に乗っていること。
本当は嫌なのに、笑って引き受けていること。

書き出してみると、
「あ、やりすぎていたかもしれない」と
気づくことがあります。

その気づきは
悪いものではありませんよ。


むしろ、気づけないまま続ける方が
負担は大きくなってしまうので。

線引きは、続けるために必要

線引きは、相手や自分を
雑に扱うためのものではありません。
自分がきちんと仕事を続けていくために必要なもの。

何でも受けることが
誠実さとは限りません。

「お客様のために」と言いながら、
自分だけが削れていく働き方をしていると感じたら、
少しずつ見直していきましょう。

とはいえ、
いきなり全部を変えるのは
不安ですよね。


まずは小さなところからで大丈夫。

「ここまでは料金内」
「ここから先は追加料金」
「返信する時間はここまで」
「この相談は別枠で受ける」

そんなふうに、
自分の中で線を引いてみる。

最初は違和感が
あるかもしれません。


でも、その線があることで、
お客様とも自分とも、
長く良い関係を続けることができますよ。

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